世界中で人気のあるフレンチ・ブルドック、どのように成長していくのでしょうか?今回はフレンチ・ブルドックの平均体重や体重推移などを紹介して行きたいと思います。
現在飼っている方の成長に関する疑問や、今から飼おうと思ってる方が知っておきたい情報満載です!成長過程、食事、体重管理などの疑問が少しでも無くなれば幸いです。
それではご覧ください。
フレンチ・ブルドッグ成長、目安はコレ!
- 約一年ほどで成犬になる。
- 平均体重:8〜10kg
- 平均体長:30cm
- 平均体高:30cm
成長のスピードや生まれ育った骨格の違いにもよりますが、フレンチブルドッグは7ヶ月から12ヶ月ほどで体格になります。
かなりザックリな範囲ですが、基本的には親犬のサイズによってや、生まれ持った骨格などが、成犬になった時のサイズに影響するようです。
そんなフレンチブルドッグの事を更に詳しく調べてみました。続きをご覧ください。
フレンチ・ブルドックの基本情報
- 出身地 : フランス
- 体重(成犬) : 8〜10kg (13kg程度まで大きくなるワンちゃんもいる)
- 体高(成犬) : 28〜33cm
- 体長(成犬) : 30cm程度
- 価格相場 : 20〜40万円
- 平均寿命 : 10〜14歳
フレンチ・ブルドックはフランス出身の犬種です。元のブルドックを改良し、家庭犬として人との暮らしに柔軟に対応できるように作られました。
フレンチブルドックの表情豊かな「ブサ可愛な顔立ち」と「温厚な性格」は誰とでも仲良くできる魅力の一つですね。
フレンチブルドックは、他の犬種に比べて骨格がガッチリしています。よく、ボストンテリアやパグと間違えられる事がありますが、フレンチブルドックは『コウモリ耳』と呼ばれる耳を持ち、身体つきはスレンダーというより、ガッチリしています。
またフレンチブルドッグの被毛はビロードのように艶やかであり、触り心地がいいのですが、抜け毛が多いため悩みのタネになるかもしれません。
長毛種のように毎日のトリミングは必要ありませんが、毎日カラダを拭いてあげるなどの抜け毛対策が必要になります。
ブサ可愛だね〜。顔プニプニしたい笑
分かる!たまらないよね〜
フレンチ・ブルドックの成長過程
生後0ヶ月〜2ヶ月(哺乳期、離乳期)
フレンチブルドックの哺乳期・離乳期は生後2ヶ月までを言います。
特に生後2ヶ月までは、母犬の母乳を飲んで免疫力をつけるとても大事な時期になります。この時期はまだ個体の食事はできません。
母親の母乳、または人口犬用ミルクを食事とします。
生後3週間ほどしたら、乳歯が生え始めます。
このタイミングで、少しずつ犬用ミルクにドライフードをふやかして入れるなどして、離乳食を開始します。
生後6週間たったら、乳歯が生え揃ってきます。そうするとふやかしたドライフードにも慣れて行きます。
この頃からふやかしたドライフードに、少しずつ通常の硬いドライフードを混ぜていき、ドライフードに慣れてもらいましょう。
ドックフードは硬いからタイミングが難しいよね。
ミルクにふやかすといいみたいだね!
生後3ヶ月〜1歳のフレンチ・ブルドック(子犬期)
子犬期のフレンチブルドックの平均体重は、3ヶ月で3kg前後になります。
3ヶ月頃には、餌を食べさせれば、食べさせるほど食べてしまうので、飼い主のコントロールして、標準体重を維持させるように気をつけます。太りすぎても、痩せすぎても体調不良や病気に繋がってしまいますので大事な事ですね。
平均体重は、あくまで平均体重ですので、両親の体重などと比べ、重い子や軽い子もいるので獣医さんと相談しながら、ワクチン摂取などで、その子にふさわしい体重への推移を見守っていく事が大事になるでしょう。
生後1歳~のフレンチ・ブルドック(成犬期)
成犬期のフレンチブルドッグの平均体長は約30cm、体高は28cm〜33cmです。室内で飼育するには適したサイズになってきます。
この頃になると、子犬期よりも慎重に食事や運動に気を使う必要があります。子犬期は、成長に必要な栄養素を進んで摂取させる事が大事なので、あまり過敏に食事制限はしなくても良かったですが(食べ過ぎには注意です!)、成犬サイズに成長したこの時期は、食事は特に気にしてあげると良いでしょう。
標準体重は8kg〜10kg前後ですが、骨格の大きさによったり個体差があるので、13kg程度まで成長する場合があるので、10kgを超えても肥満を心配する必要はありません。
フレンチ・ブルドックの体重推移(まとめ)
- 生後3ヶ月:3kg前後
- 生後5ヶ月:5kg前後
- 生後7ヶ月:7〜8kg
- 生後8〜9ヶ月:8〜14kg
※生後8~9ヶ月でフレンチ・ブルドックは成犬になり成長が落ち着きます。
犬にも個体差があるので、平均体重はあくまで目安です。1ヶ月に一度はお家でも体重を測ってあげ、目安を大きく超えワンちゃんの健康が気になた場合は病院で相談することをおすすめします。
哺乳期・離乳期に注意すること
この時期のフレンチブルドックは、まだ消化器官が十分に発達していません。乳歯がようやく生えてくるかどうか、というところです。最初から、硬いドライフードを与えてしまうと、うまく消化できず体調を崩してしまう場合があります。必ず、離乳食をあげるようにしましょう。
一度に多くの食事を消化できないので、食事回数を一日4〜5回として、一度の量を少なく回数をあげるようにします。
フレンチ・ブルドックの体重管理
フレンチ・ブルドックの肥満の基準
ここでいう肥満とは、標準体重の120%以上を刺します。生後1年でもともと10kgの体重だったフレンチブルドッグが、いつの間にか12kg以上の体重に増えていた時には、肥満を疑う必要があります。
ボディー・コンディション・スコアなど、セルフチェックの方法がありますが、飼い主の主観がどうしても入ってしまう可能性があります。正確にチェックしたい場合は、動物病院で診てもらいましょう。
フレンチ・ブルドックの体重管理のコツ
肥満は、わたしたち人間にとっても悪いことですが、犬にとっても同じ事が言えます。
特に、フレンチブルドックは食欲旺盛で、肥満になりやすいタイプです。犬は基本的に食欲旺盛です。それにフレンチブルドックの食欲が合わさると、あっという間に体重が増えてしまいます。
また、フレンチブルドックは短吻犬種で、いびきをかく事が多く、肥満になると更にいびきが悪化するので、標準体重を維持する事が大切です。
体重管理の簡単な方法は、体重計に乗ってもらう事ですが、犬がおとなしくしてくれる可能性は低かったりします。。
その際、見た目と感触によって判断するBCS(ボディー・コンディション・スコア)という方法があります。体重を図るよりも簡単に肥満かどうかを判断できるようになります。ウエストがくびれていなく、背骨や肋骨を触る事ができない場合は肥満と判断されます。
体重管理は、BCSと体重測定を合わせると、より正確に判断できるようになります。肥満だけでなく、痩せすぎも良くないように、標準体重を維持するようにします。
フレンチブルドックのような太りやすい犬種は、生後3ヶ月あたりから体重推移を見守り、維持し管理する事が大切です。
3ヶ月から一歳くらいになるまでは、成長は著しく、体重変化も大きいです。月に一回のペースで体重測定やBCSを行い、3ヶ月過ぎからの推移を見守りましょう。
引用先:環境省
フレンチ・ブルドック成長過程での楽しみ ~トイレのトレーニング~
フレンチブルドックに限らず、犬の飼い始め時期に苦労するのが「トイレのトレーニング」ですよね。
ケージの外でのびのび生活は微笑ましい限りですが、床やジュータンはもちろんのことベッドやソファーにも「ウンチ」や「オシッコ」をしてしまうことがあります。
飼い主として、ワンちゃんも一生懸命お勉強中であることはわかっていても、お掃除や洗濯が結構頻繁にあり正直イライラすることもあると思います。
でも、そんな時にふとワンちゃんを見てあげてください。「やっちゃいました。反省してます。」って申し訳なさそうな顔でこっちをションボリ見ている時がありますよ。
ワンちゃんと一緒に根気強くトイレトレーニングを続けましょう。上手く出来た時の喜びは何とも言えないものです。飼い主もフレンチ・ブルドックなみのクシャクシャ笑顔になっちゃうものです。
それに、トイレをマスターしてお部屋でのびのび一緒に生活出来れば、最初のトイレトレーニングの辛さなんて吹っ飛んでしまうくらい楽しそうな愛犬の姿に毎日幸せを感じさせてもらえるようになりますよ。
飼い主さんファイトです。
まとめ
- 約一年ほどで成犬になる。(個体差あり)
- 成犬の平均体重は、10kg〜13kg
- パグの特徴:ブサ可愛で人思い・食欲が他の犬種よりも旺盛
- 離乳食:ミルクでふやかしながら、回数を多め、量を分ける
- 体重管理:体重測定とBCSで、正確に確実な管理
フレンチブルドッグは非常に人気の犬種です。
フレブルが仲良く健やかに成長するためには、体重管理や食事に詳しくありたいですよね!
この記事が少しでも読者の皆さんのお役に立てていれば幸いでございます。
以上でこの記事はおしまいです。ありがとうございました。