これからチワワを飼おうと考え中の方も、つい最近チワワを飼い始めた方も、「ところでチワワはどれくらいまで成長するのかしら?」ということが気になるのではないでしょうか。
すでに成犬のチワワを飼っている方も、「うちの子なんだかデカくない?」「他のチワワより小さい気がする。。」と感じている方もいるかもしれません。
というわけで、小柄なチワワから大きめなチワワまで様々なタイプがいるとは思いますが、平均的には一体チワワがどれくらいまで成長するのか調べてみました。
チワワの成長、目安はコレ!
ズバリ!平均的なチワワの成長の目安はこれぐらいです!
- 個体差があるが、生後7ヶ月〜12ヶ月で成犬になる
- 重さは約1キロ〜3キロ
成長のスピードや生まれ持った骨格の違いにもよるので少し幅がありますが、だいたいのチワワは7ヶ月から12ヶ月ほどかけて成犬になり、その重さは1kg〜3kgあまりになります。
なんだかざっくりだし、幅があり過ぎな気がしますね。その理由は親犬のサイズによったり、生まれ持った骨格などが、成犬時の大きさに影響するようです。
チワワって名前がすでにかわいくない?
そうね、チワワ、チワワ、、不思議な響き(笑)。ところでチワワって何語なのかしら?
言われてみれば「チワワ」って不思議な名前かもしれません。せっかくなので、そんなチワワについてちょっと調べてみました。
チワワってこんな子です。
原産地
メキシコ沿革
チワワは世界で最小の純血種であると考えられており、犬種名はメキシコ最大の州(チワワ)の名前に由来している。習性/性格
機敏で注意深く、活発であり、大変勇敢である。
チワワの原産地がどこなのか、今まで考えてみたこともなかったですが、まさかメキシコ出身だったとはちょっと意外ですね。小柄で愛くるしい見た目とは裏腹に、ラテンのノリで情熱的な性格だったりするのでしょうか?
そして気になる寿命はおよそ14〜18年ほどとのこと。動物の医学も近年は発展してきているので、わんこ達の寿命も伸びてきているそうです。
愛犬には少しでも長生きしてもらいたいわよね!
チワワには、毛の短い「スムースコート」タイプと、長い毛の「ロングコート」タイプの2種類があります。毛色はブラック、チョコ、ホワイト、クリーム、ブルーなどがあり、「ブラックタン」「チョコタン」などのミックスの毛色などもあって種類がとても豊富です。
みんながどんなチワワを飼っているのか見てみたくない?
見たい!きっと小さくてカワイイんだろうなぁ〜!
それでは皆さんがどんなチワワを飼っているのか覗いてみましょう!
ウチの子が一番!みんなの「チワワ成長記」
小さめチワワ代表3選手!
スムースチワワ「すももちゃん」
2歳1ヶ月のすももちゃんの体重測定、結果はなんとわずか727gでした!2歳といえばもう成犬ですので、平均体重を下回る小ささです。
それにしても、ブリキのジョウロで体重を測られている姿がなんとも言えない可愛さですね!ただ居るだけでこんなにも愛らしいなんて、罪深いヤツです。
こんな目で見つめられたらメロメロね。。
超極小チワワ「るぶたんちゃん」
しっぽをフリフリ、一心不乱にご飯を食べる姿が愛らしい、スムースコートの「るぶたん」ちゃん。そんなに焦らなくてもいいよ、と声をかけたくなるくらい必死に食べてますね!
食べてるだけなのにこんなにもカワイイなんて、チワワってお得な生き物です。もし生まれ変わるならチワワがいいな、と思うのは私だけでしょうか。
言葉を失うほどの愛らしさ!
3歳の極小チワワ「チョコちゃん」
3歳にしてわずか1kgのチョコちゃんです。小さいけれど「お手」と「おかわり」ができるお利口さん。動画からも飼い主さんの愛情が伝わりますね!
「お手」と「おかわり」ができるわんこなんて全く珍しくないのに、チョコちゃんの愛らしさのせいで思わず見惚れてしまいます。これぞチワワマジックですね!
何でもしてあげたくなる可愛さね!
大きめチワワ代表3選手!
続いて大きめチワワちゃんを紹介します。今回は平均体重1〜3kgを多きく上回るぽっちゃりチワワに集まってもらいました。
規格外!5キロと6キロの「ポチとタマ」
5kgと6kgのポチとタマ、やっぱり大きなだけあって存在感がありますね!「大きいですけど何か?」とでも言いたげな、堂々とした振る舞いがある意味かっこいいです。
チワワって小さいからカワイイのだと思っていましたが、大きめのぽっちゃりさんでもこんなに愛らしいとは、新たな発見でもあります。
大きめの子が2匹も揃うと存在感がハンパないね!
柴犬サイズ?!BIGチワワの「コハクちゃん」
現在の体型は5kg弱ほどの大きめサイズのコハクちゃん。もともとの骨格がしっかりしている子のようです。サイズを詳しく測ったところ体長33cm、体高36cmで、およそ柴犬と同じくらいのサイズとのことでした。
柴犬と同じくらいと聞くとかなり大きく感じますね。しかしそんなサイズ感でさえ、チャームポイントにしてしまうチワワの魅力って本当にすごいです。
「柴犬級のチワワ」、、なんだかキャッチフレーズみたいね。
更にデカイ!約9キロの「茶々丸ちゃん」
なんとこちらの茶々丸ちゃん、体重計に乗ったら8.8kgもありました!確かにこの子は見るからに大きめな感じが伝わります。
丸々とした胴体と真っ白な毛皮のせいか、ちょっと「ゴマフアザラシ」に見えてくるような気さえしますね。
もはやチワワじゃなく何か違う生き物に見えてきた。。
それも含めてカワイイからチワワってすごいわね。
ところでチワワは、生まれてから成犬になるまでどんな経過で育つのでしょうか。ちょっと気になったので調べてみました!
チワワの成長過程「成犬までの道のり」
生まれたての「新生児期〜移行期」
- 生後3~4週間
- 生まれた時の体重はおよそ100グラム前後
- 母乳で免疫力をつけながら、視覚や聴覚などの知覚能力を整える時期
この時期は、まだ目も開かず、排泄もお母さんに手伝ってもらう状態から、徐々に離乳し自力の排泄に切り替わる時期です。母乳を飲んで免疫力をつけ、こらから生きていくための大事な準備をしています。
生まれたての赤ちゃんって、見てるとなぜか応援したくなっちゃう。
わかるー、なんか言葉にならない幸せを感じるわよね。
犬としての社会性を身につける「社会化期」
- 生後4週目〜13週目くらい
- この時期の平均体重はおよそ1キロ前後
- いろんなことを学ぶ大事な時期!
この時期は、家族や外の世界からたくさん学ぶ時期であり、同時に好奇心が旺盛になります。社会に適応するための能力を身につける大事な時期なのです。
犬同士の会話を覚えたり、兄弟喧嘩を通してお互いどれくらい噛んだら痛いのかなど、自分の経験から社会性を身につけていきます。この時期はできるだけたくさんの人や犬、場所や物などに触れさせていくといいでしょう。
いちばん身近な家族から学ぶんだね。
「家族は一番小さな社会」って言うもんね。
個性がはっきりとしてくる「成長期」
- 生後13週目〜7ヶ月目、または12ヶ月目くらいまで
- この時期の体重は平均しておよそ1kgから、2kgほどまで増加
- 性格やストレス耐性に影響を与える時期
成長期は個体差にあり、成長の早いチワワの場合はおよそ13週目から7ヶ月目くらいで成犬になります。成長の遅いチワワの場合でも、だいたい12ヶ月目くらいまでには成犬サイズまで成長します。
身体的に成長し、運動能力も発達し、周囲の環境に適応していく時期です。同時に初めてのことに対する恐怖心や警戒心も学んでいく時期でもあります。犬の性格に大きく影響を与える、大事な時期のひとつなんですね。
人間で行ったら思春期から青年期って感じかな?
そうやって大人の階段を上っていくのね。
身体はもう一人前!「成犬期」
- 生後およそ7ヶ月〜12ヶ月目以降
- 平均体重の目安は、およそ1kgから2kg
- 成犬になってからもトラブルが起きることはあるが、しつけやトレーニングで解決できます
およそ12ヶ月を過ぎるともう「立派な大人・成犬」です。しかし時に成犬になってから、それまでお利口さんだったチワワが急に誰にでも吠え始めたり、噛み付いたりすることがあります。
そんな時は、根気よくしつけをしてあげたり、プロのトレーニングを利用したりして軌道修正をしてあげましょう。
しつけって大事だよね。
しつけやトレーニングの他にも、わんこの成長のために何かできることってあるかしら?
あきこさん、いいところに気づきました。わんこの成長のために、事前に何かできることがあるなら知っておきたいですよね。
それでは続いて、わんこの成長に役立つ「3つのポイント」についてご紹介しましょう。
チワワのより良い成長と健康のために!「3つの大事なポイント」
健康の目安!「体重チェック」
体重を管理することで、足腰への負担や、心臓への負担も軽減することができます。肥満は様々な病状を悪化させる原因になります。
「うちのチワワ、太ったかも」と思ったら、日頃の食事や運動に気をつけてあげたり、動物病院の減量プログラムを利用したりして理想の体重をキープしてあげるように心掛けましょう。
ぽっちゃりチワワもかわいいけど、やっぱり健康第一だよね。
定期的にチェックしてあげるのが大事なのね。
やっぱり大事!「規則正しい食事」
繊細なチワワのための「温度管理」
チワワの原産国であるメキシコは暑い国です。そんな暑い気候に順応するために、身体は小さく、大きな耳は体温を下げやすくする役割があります。そのような理由から、チワワは寒さに弱い傾向にあります。
特に高齢になってくると、体力や代謝が落ちてくるのでより注意が必要です。真冬に、飼い主が出掛けている間や就寝中には暖房を切っているという場合もよく聞きますが、高齢犬の場合は命に関わるケースもあるので、十分注意してあげましょう。
確かにチワワっていつも寒そうにしてるイメージがあるかも。
暑い国出身だから寒さには弱いのね。飼い主が守ってあげなくちゃね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?それではチワワの成長についてのまとめてみましょう。
- 個体差があるが、7ヶ月〜12ヶ月で成犬になる
- 重さは約1キロ〜3キロ
親犬の大きさや、生まれ持った骨格などで個体差はあるとはいえ、やはり世界最小のチワワは成犬になっても小さくて可愛らしい犬種です。
そして補足として、そんなチワワが健やかに成長するための3つのポイントがありました。
- 体重の管理
- 規則正しい食事
- 温度管理
大切な家族として迎えるチワワが健康で丈夫な子に育ってくれるように、少しでもお役に立てたら私もとっても嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
チワワなどの小型犬が特に注意しなければならないことの1つが「低血糖」です。食事量が少なすぎたり、1食抜けてしまっただけでも、小さな体のチワワには大きなダメージになり得るのです。
最悪の場合死に至ることもある低血糖ですが、1日に必要な量の食事を与えていれば防げます。決まった時間と量の食事を心がけましょう。
規則正しい食事が大事なんだね。
多過ぎず、少な過ぎず、適切な量を把握しておかなくちゃね。