チワワを飼っている方であれば、知っておきたいのが平均寿命ですよね。
ある程度の目安として平均寿命を知っておくことで、今後どのぐらいチワワと一緒に過ごせるかを知ることができます。
しかしチワワの平均寿命に関しては、オスかメスかによって寿命は違う・小型犬だから寿命が早い、といったように様々な情報が溢れていて、どれがホントかわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、そんな知っておきたいチワワの平均寿命、そしてチワワともっと永く暮らすための秘訣を紹介しようと思います。
それでは御覧ください。
チワワの平均寿命ってどのぐらい?
チワワの平均寿命は12歳~15歳ほどと言われています。
人間でいったら64歳~78歳ぐらいね
チワワの年齢を人間の年齢に換算すると、2歳で人間の24歳、そこから1年毎に4歳ずつ年をとっていくと言われますね
「小型犬は体が弱く寿命が短い」などと言われることもあるようですが、実際はその逆で、小型犬の方が大型犬より長生きする傾向があるようです。実際、大型犬であるゴールデンレトリバーの寿命は10歳~12歳ほどと言われています。これは大型犬よりも小型犬のほうが内蔵や骨格に係る負担が軽く、臓器が老化するスピードが遅いからだと考えられています。
ちなみに特にオスかメスによって寿命の差は現れないようです。
チワワの寿命は12歳~15歳と言われていますが、最近ではSNSやYOUTUBEで15歳を超える長生きチワワを見かけることも増えてきました。育て方次第で平均寿命よりも長く生きられる可能性は大いにありそうです!
そうなんだ!
長生きの秘訣を知りたいな!
チワワともっと長く暮らすための秘訣!
かわいい愛犬にいつまでも健康でいてほしい、そしてたくさんの思い出を作っていきたい、というのはワンちゃんを飼っているみなさん共通の願いでしょう。
そこで、ここからはチワワともっと長く暮らすための秘訣を3つ紹介したいと思います。
ストレスレスな生活を!
人間だけではなく、ワンちゃんにとってもストレスは大敵なんです。具体的には、下痢や嘔吐、食欲不振といった症状が出てしまうこともあります。
特にチワワは、自分の思い通りにならないことや、気に入らないことがあると、すぐにストレスを溜めてしまいます。
そのストレスサインとしては、主に以下のようなものがあります。
- あくびが多くなる
- 体を震わせる
- 噛みつきが多くなる
- 自分の尻尾をくるくると追い回す
これらのストレスサインを見かけたら要注意です。ストレスの原因を探って解消してあげることが必要になります。
そしてストレスの原因としては、主に以下のようなものがあります。
- 運動不足
- 環境の変化
- ひとりぼっちにする
- 驚かす
運動不足でもストレスを感じるのは知らなかったな
「散歩が必要ないから忙しい人でも飼える」「部屋でボール遊びをさせておけば大丈夫」なんて言われることもあるチワワですが、運動不足すぎるとストレスを溜めてしまうこともあるようです。
週に数回、一回20分ほどの散歩に連れて行ってあげると、気分転換、そしてストレス解消につながりますよ。
そのぐらいなら頑張れそうね!
適正な体格を保つ
チワワと長く暮らしていくためには、適正な体格を保ってあげることが大切です。
特に気をつけたいのが万病の元とも言われる肥満。体の小さなチワワにとっては、100g,200gの体重変化も大きな負担になってしまう可能性があります。具体的には以下のような症状が出てしまう可能性があります。
- 膝や腰などの関節への負担
- 呼吸器や循環器疾患のリスク増
- 熱中症のリスク増
- 糖尿病などの内分泌疾患のリスク増
このように主な症状を見ただけでも、肥満は恐ろしいものだとわかりますよね。この恐ろしい肥満を防ぐためには、愛犬の適正な体格を知っておきたいところです。その際役立つのが、以下のBCS(ボディコンディションスコア)です。
こちらは愛犬の体を見たり触ったりして、肉付きなどから適正な体格を判断するものです。
わかりやすい!
是非こちらの表を見て愛犬の体格を定期的にチェックしてあげてくださいね。
また、獣医さんやブリーダーさんに数字として愛犬の適正体重を教えてもらうというのも一つの手です。
なにかしらの形で、愛犬の適正な体格・体重を知って、それを保ってあげましょう。
健康診断は定期的に!
チワワに限らず、ワンちゃんは人の約4倍の速さで年をとっていくと言われています。
ということは、ワンちゃんが年に1回の健康診断を受けないことは、人が4年間も健康診断を受けないことに相当します。
もしその間にワンちゃんが病気にかかってしまっていたら…
恐ろしい…
若い頃には少なくとも年に1回のペースで、7歳以上になったら年に2~3回は健康診断を受けるようにするとよいでしょう。
また、かかりつけの病院があると、愛犬の異変に気づきやすくなりますので、早い段階で信頼できる病院を探しておくと安心ですよ。
ちなみにチワワがかかりやすい病気ってあるの?
はい。チワワがかかりやすい病気を知っておけば普段から気をつけられますし、症状にもはやく気づけますよ。
チワワがかかりやすい病気
気管虚脱
動画を見ると、チワワが乾いた咳をしているのが確認できますね。
このように、気管虚脱は気管が押しつぶされて呼吸が困難になったり、慢性的に咳がでるようになってしまう病気です。
運動で興奮して吠えた後や、ご飯や水を飲んだ後に乾いた咳をしていたら要注意です。
老化や肥満が原因だと考えられているので、やはり日頃からの体重管理が大切ということになります。
また、散歩中に首輪を引っ張ると首に負担がかかりやすくなるので、体全体を支えるハーネスの方が気管虚脱を予防する上では効果的です。
膝蓋骨脱臼
膝蓋骨脱臼とは一般的に「膝のお皿」といわれている部分が脱臼してしまう病気です。
この膝蓋骨脱臼には先天性のものと後天的な外傷性のものがあります。
先天性の場合は、生まれつき膝周りの筋肉や靭帯に異常があることが原因となります。子犬のときから発症する場合もありますし、成長に連れて症状があらわれてくる場合もあります。
外傷性の場合は、高いところからの転落や激しい転倒などで膝蓋骨に負荷がかかりすぎてしまうことが原因となります。
元気いっぱいのチワワだからこそかかりやすい病気と言えますね
フローリングなどの滑りやすい床で滑って膝蓋骨脱臼を発症してしまうことも多いようですので、ワンちゃんが日常的に暮らしているスペースだけでも、滑りにくいラグなどを敷いてあげると予防になるでしょう。
膝蓋骨脱臼は早期発見・早期治療によって、外科手術をせずに管理できることもあります。
もし愛犬が脚を引きずっていたり、曲げにくそうにしていたら、はやめに病院に連れて行ってあげましょう。
水頭症
水頭症は脳脊髄液と呼ばれる脳内の液体が頭部に過剰に溜まって脳を圧迫してしまう病気です。
症状としては、立ち上がらずにずっと寝てばかりいる、なにもないところで転ぶ、体が麻痺する、異常に攻撃的になる等の普通ではない行動がみられます。見た目としても、頭部が腫れて目が外側に傾いてくるなどの変化がみられます。
水頭症の多くは先天性のため予防は困難ですが、早期発見で症状の緩和や延命は可能です。
やっぱり早期発見が大事なんだね
そのためには普段のコミュニケーションが重要になってくるわね
まとめ
いかがでしたでしょうか。
チワワの平均寿命は12歳~15歳ほどであります。
そして、チワワともっと長く暮らすための秘訣が以下のとおりです。
- ストレスを与えない
- 適正な体格を保ってあげる
- 定期的な健康診断
チワワが羅患しやすい病気といったものがあり、それらには基本的に早期発見が有効でした。そのためにも定期的な健康診断は欠かせないものでしょう。
これらの情報がチワワとチワワを愛する飼い主さんの長く幸せな生活につながるとすごく嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。