「チワワ」って、小さくて、愛らしくて、潤んだ瞳が思わず守ってあげたくなるような魅力がある、とっても可愛らしいワンコだと思いませんか?「もしチワワを飼ったら、、」と妄想するだけで、ニヤニヤが止まりませんね。
ところでチワワをペットショップやブリーダーから買うとなると、値段はどれぐらいするのでしょう?犬を飼うということは「一生面倒を見る」ということなので、どんなに可愛らしいチワワでも値段が可愛くないとなると、家族に迎えるのは難しくなってしまいます。
しっかりと検討するためにも、まずはチワワの一般的な値段を調べてみることにしましょう。
「チワワの値段」一般的にはこれくらい
- およそ20万円前後
でもたまに何十万円もするワンコを見かけるけど、、、
血統など特別な理由があると、値段は大きく跳ね上がるんです。
ペットショップやインターネットで「チワワの値段」を調べると、確かに値段に幅があるのが見受けられます。20万円前後のチワワが多い中で、30万円以上のチワワがいたり、さらには50万円、60万円以上のチワワもいたりしますね。
さて、その値段の違いはどういった理由が関係しているのでしょうか?
「チワワの値段」どう決める?その6つ理由
それでは「チワワの値段」がどのように決められていくのか見ていきましょう。
理由①毛のタイプ
- ロングコート
- スムースコート
チワワの毛の種類は、「ロングコート」と「スムースコート」の2種類があります。ロングコートは毛が長めのタイプで、スムースコートは毛が短いタイプです。
どちらかというとロングコートチワワの方が人気が高く、その分値段が高くつきやすい傾向にあります。
ロングコートチワワ
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こちらはロングコートチワワちゃん達です。耳から体にかけての毛のラインや、胸のフサフサした毛がたまらなく可愛いですね!ロングコートの方が人気があるという理由も、この写真を見るだけでなんだか納得してしまいます!
スムースコート
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スムースコートは毛が短く、活発なイメージの見た目ですね。ロングコートの方が人気があるということですが、こうしてみてみるとスムースもとっても可愛らしいです。どちらか選ばなければいけない状況になったら、きっとしばらく悩んでしまうこと間違いなしでしょう!
ロングコートに押され気味なスムースコートチワワですが、その名を略して「スムチー」と呼ばれ、熱狂的なファンがいるのも事実です。ですので一概にロングコートの方が人気が高い!とも言い難いのが現状です。
理由②毛のカラー
毛の長さもチワワの値段に関わりますが、カラーも大きく関係してきます。どんなカラーが人気なのでしょうか?
- ブラックタン
- チョコタン
- ブルータン
- レッド
- クリーム
それでは、それぞれの毛色の特徴を見ていきましょう。
ブラックタン
「ブラックタン」とは、黒い毛がベースとなり、茶色またはベージュが混ざっているカラーのことをいいます。この美しい色合いがなんとも可愛らしく、人気の高さを物語っていますね。
チョコタン
「チョコタン」とは、ベースとなる毛色がチョコレート色で、部分的にベージュが入った毛並みのことをいいます。ブラックタンに似ていますが、ベースがチョコレート色なので少し優しいイメージになりますね!こちらのチョコタンも、ブラックタンと並んで人気のカラーとなっています。
ブルータン
ブルータンは、ベースがグレーの毛色で部分的にベージュが入ったカラーとなります。こちらもブラックタン、チョコタンとよく似た色合いになっていますが、グレーの毛色が独特の雰囲気を出していて、なんだか特別感がありますね!
レッド
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「レッド」は少し赤みがかった茶の毛色のことを指します。とても優しい印象を受ける暖かい色合いですね。このレッドも、他の色と並んで人気がとても高いカラーとなっています。
クリーム
クリームは、まさに文字通りクリームのような白みがかったベージュの色合いのことを指します。こちらのカラーは、クリームの部分がだんだん濃くなってくることもあるようですが、それでもやはり人気の高いカラーとなっています。
理由③容姿とサイズ
チワワの値段を決めるのは、その「容姿」と「サイズ」も大きく関係しています。
やはり見た目の可愛さは重要視されます。特にサイズが小さければより人気が高くなり、値段が上がるのです。成犬になった時に3キロ以下の体重だと予想されるチワワは、やはり高値がつく傾向があります。
またブリーダーの場合では、ドッグショーのスタンダードに近いものに高い値段をつける傾向があります。そのような理由が揃うと、何十万円という高い値段がつくんですね!
何十万円!?ムリ〜!
理由④月齢
そしてチワワの値段には、その「月齢」も大きく関わります。一般的には月齢が若ければ若いほど、値段は高い傾向にあるのです。
理由としてはやはり、できるだけ若い、赤ちゃんのうちに飼い始めたいという飼い主側の希望があります。一般的に月齢が若い方がしつけもしやすいと言われているのも関係しているのでしょう。
とはいえ動物愛護法において、「犬または猫において、出生後56日を経過していないものは、販売のため又は販売の用に供するために引渡し又は展示をしてはならない。」と決められています。
それにはちゃんと理由があります。その理由のひとつは、生まれたばかりの子犬は母犬がいなければ何もできませんし、母犬や兄弟と過ごす日々の中で犬としての社会性を学んだりするからなのです。
人間と一緒で、赤ちゃんの時はお母さんといた方がいいのね。
チワワの成長については、こちらの記事もご覧ください。
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理由⑤性別
チワワの性別も値段に関係しています。一般的にはメス犬のほうが高い値段がつく傾向にあります。理由はやはりサイズが関係していて、メス犬の方が大きくなりにくいということが挙げられます。
また室内で買うことが前提となるため、トイレのしつけなどを考えてもメス犬の方がしつけやすいことも理由となっています。
また、ブリーダーとしては繁殖のためにメス犬を手元に残す傾向があることも一因と言えます。
トイレのしつけはしっかりしておきたいもんね。
トイレのしつけ、どうしてますか?こちらの記事もご覧ください。
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理由⑥血統
親犬がドッグショーでチャンピオンになったチワワの場合も、やはり値段が跳ね上がります。相場の20万円前後から大きくかけ離れた、60万円以上などの値段がつくことも珍しくありません。
そしてやはり、親犬がチャンピオン同士の場合には、生まれてくる子犬も成犬時に3キロ以下になる可能性も高いため、必然的に値段が高くなるのです。
見た目が良い子が高くなるのか、確かに飼うならカワイイ子がいいよね。
カワイイと言えば、ミックス犬もカワイイわよね。
チワワの純血種ももちろん人気ですが、純血ではない、いわゆる「ミックス犬」も人気が高いのです。それではどんなミックス犬が人気なのか、見ていきましょう。
「チワワのミックス犬」人気5選
「ミックス犬」とはその名の通り、違う犬種を掛け合わせて生まれた「ハーフ犬」のことを言います。チワワのミックス犬は、どんな種類の犬がいるのでしょうか?
チワワ×ポメラニアンの「ポメチー」
チワワとポメラニアンのミックス「ポメチー」、またの呼び名を「ポメチワ」ともいいます。やはり見た目はどことなく「チワワ」と「ポメラニアン」を感じますね!
性格は甘えん坊で人懐っこい一方で、ちょっと神経質で臆病な面もあるようです。値段はおよそ20万円前後となります。
チワワ×ミニチュアダックスの「チワックス」
チワワとミニチュアダックスのミックス犬「チワックス」は、顔立ちにミニチュアダックスがとても表れていますね!チワワにしては鼻が少し長めで、両方の特徴をいいとこ取りした可能ような顔立ちです。値段はおよそ15万円から20万円ほどとなっています。
性格は活発で遊び好き、とてもフレンドリーですが、やはりチワワの性格のひとつである神経質な一面もあるようです。
チワワ×パグの「チワパグ」
チワワとパグのミックス犬「チワパグ」も、両方の特徴をいいとこ取りした愛らしい容姿をしていますね!パグの特徴である鼻ペチャがとてもキュートです。値段はおよそ10万円から15万円ほどとなっています。
性格は、家族にはとても友好的で明るい性格である反面、家族以外の人には警戒心が強いという一面があります。ただ無駄吠えなども少なく、チワワよりもパグの性格が強く出ているようです。
チワワ×ブルドックの「チワブル」
チワワとブルドックのミックス犬「チワブル」も、チワワの小ささとブルドックの愛らしさがいい感じにミックスされていますね!そしてその性格は、社交的で愛情深く、甘えん坊な性格です。
チワブルは他のミックス犬に比べると、取り扱っているペットショップやブリーダーは少ないので、あらかじめミックス犬専門のブリーダーなどに問い合わせた方が良いようです。値段はおよそ15万円前後となります。
チワワ×キャバリアの「キャバチワ」
チワワとキャバリアのミックス犬「キャバチワ」は、穏やかで人懐っこい、仲間意識の高い性格をしています。値段はおよそ12万円から15万円ほどです。
こちらも取り扱っているペットショップはあまり多くありません。ミックス犬専門店やブリーダーなどに、あらかじめ問い合わせてみることをお勧めします。
純血種じゃなきゃ安いのかと思ったけどそうでもないんだね。
でもたまに、ものすごく安い値段がついたワンコを見かけるけど、なんであんなに安いのかしら?
値段が安いチワワの場合、どんな理由で安値が付いているのでしょうか?
「値段が安いチワワ」その3つ理由とは?
理由①チワワの月齢
一般的に、月齢が若ければ若いほど値段が高い傾向にあります。その反面、なかなか飼い主が決まらずにペットショップやブリーダーの元に長く残っている子犬は、値段が下がります。
しつけをする面でも、生後4ヶ月以上をすぎるとしつけがしづらくなると言われているため、飼い主側もなるべく月齢が若い子犬を選ぶ傾向があるのです。
若けりゃ良いってこと?なんか嫌ねぇ。
。。。
理由②チワワの容姿
見た目が可愛い子犬、またはドッグショーの基準に近い子犬に高い値段がつく傾向がある反面、そうでない子犬は必然的に安い値段がつきます。
例えば顔全体の見た目のバランスや、顎の噛み合わせが悪かったりすると値段は下がる傾向があります。
確かにせっかく飼うならカワイイ子が良いけど、、なんか切ないなぁ。
理由③チワワの病気
遺伝性・先天性の疾患がある場合も、値段が下げられる理由となります。「水頭症」や「白内障」などがそれに当てはまります。
水頭症とは、脳脊髄液の循環障害によって脳が頭蓋骨側に圧迫され、さまざまな脳障害を起こす病気です。
白内障は目の中にある水晶体が白く濁ってきて、視力が損なわれる病気です。老齢で発症しゆっくりと進行する老年性白内障が多いですが、ほかに、生まれつき水晶体が濁っている先天性白内障や、遺伝的要因により8歳くらいまでに発症する若年性白内障もあります。
引用:アクサダイレクトHP
病気がある子も安い値段がつくのか。。チワワの値段って飼い主側の都合で決まってる感じだね。
うーん、確かに健康な子を飼いたいわよね、でもなんか切ないわね。
まとめ
一般的なチワワの値段についてご紹介してきました。一般的な相場と、値段の付け方などをまとめてみましょう。
- 相場はおよそ20万円
- 容姿や血統などが良いものは60万円以上などの高値がつく場合もある
- 毛の長さのタイプ
- 毛のカラー
- 容姿やサイズ
- 月齢
- 性別
- 血統
チワワの値段は、容姿や月齢などで決まってくることがわかりましたね。高い値段のチワワを飼うにしても、安いチワワを飼うにしても、家族の一員には変わりありません。
一度飼うと決めたからには、最後まで可愛がってあげることが大事ですね!
皆さんが大切な愛犬と、幸せな生活を送れるよう応援しています。最後までお読みいただきありがとうございました。