南国のフルーツといえばマンゴーですよね。夏になれば、マンゴー味のかき氷やスイーツなんかも多くあります。

その甘くて美味しいマンゴーは、夏バテ防止や美容効果が高いといわれるトロピカルフルーツなのです。

栄養満点なマンゴーを愛に食べさせてあげたいと考えている飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

今年の夏も暑さを増してますし、愛犬と一緒にマンゴーで夏バテ対策ができたらいいですよね。今回は、愛犬にマンゴーを食べさせても大丈夫なのかについて紹介していきたいと思います。

愛犬にマンゴーを食べさせても大丈夫なの?

愛犬にマンゴーを食べさせても大丈夫です。

マンゴーには、犬にとって有害になる成分は入ってないので、食べさせてあげることができます。また、マンゴーのほとんどは、水分でもあるので水分補給にもってこいのフルーツなのです。

しかし、愛犬に食べさせてあげる際には、注意しなければならないこともあります。

愛犬のためにも注意する点を気をつけて安全に食べさせてあげたいですよね。次は、愛犬にマンゴーを与える際に注意する点を一緒に学んでいきましょう。

マシュマシュ

マンゴーって甘いの?


あきこあきこ

濃厚な甘さがおいしいのよ!マシュにも食べさせてあげたいけど、まずは注意点を確認しなきゃね

愛犬にマンゴーを与える際の4つの注意点

マンゴーの与え過ぎに注意

栄養にいいからとマンゴーを与え過ぎてはいけません。マンゴーのカロリーは、100gあたり64kcalもあります。高カロリーなフルーツですよね。

おやつとして、1日に与える量の目安としては、15g以下がよいとされています。15gといえば、大さじ1杯分の量です。

1日に与える量の目安
・15g(10kcal)以下

また、与え過ぎが原因で肥満や糖尿病を引き起こす可能性もあります。

甘くておいしいフルーツを愛犬がほしがったりすると思いますが、そこはわたしたち飼い主さんが量を調節してあげることが大切です。

マンゴーの与え過ぎて下痢やお腹をこわすこともあるので注意しましょう。

マシュマシュ

太るのは嫌だな…。


あきこあきこ

甘いからついつい食べてしまうのよね…。でも与え過ぎには注意しましょう!

マンゴーの種や皮は除いてから与える

マンゴーの皮には、農薬などが付着している場合があるので皮をむいてあげるといいでしょう。

また、必ず種は除いて与えてください。愛犬が種を誤って飲み込んでしまい消化器官につまってしまうなどがおきる場合もあります。

このような事故を減らすためにも、種や皮をむいて愛犬が食べやすいようにしてあげましょう。

マシュマシュ

種は嫌いだよ!僕が食べやすいように切ってくれたらうれしいな


あきこあきこ

犬は噛まずに飲み込むことが多いから注意が必要ね!

アレルギーに注意する

マンゴーを与えるとアレルギー症状が出る場合があります。アレルギー症状には下痢や嘔吐などの症状があらわれる可能性もあるので様子を見ながら与えることが大切です。

アレルギー症状

・嘔吐 ・下痢

・皮膚がかゆくなる

・元気がない

・目が充血する

まずは、少量ずつ与えて愛犬の様子を見ましょう。もし、マンゴーを食べて上記のアレルギー症状が出た場合は、すぐに動物病院へ連れていきましょう。

加工品は与えないようにする

今やマンゴーは、スイーツやプリン、ドライフルーツなど多くの商品が販売されています。

私たちが食べているスイーツなどの加工食品には、添加物が使用され、砂糖も多く使われています。愛犬には、販売されているマンゴースイーツ等をあたえないようにしましょう。

ご紹介した注意点に気をつけて安全に食べさせてあげることが大切です。

わたしの友人の愛犬も果物の与え過ぎで肥満気味になってしまいました。「おいしそうに食べるから多めにあげても問題ないよね」と愛犬に与え過ぎては危険です。注意点を気をつけながら食べさせてあげましょう。

次は、マンゴーを食べることで得られる効能についてご紹介していきます。

マシュマシュ

いろんな注意点があったね!注意点に気をつければ僕も食べれる!


あきこあきこ

マンゴーにはいろんな効果もあるそうよ!どんな効能があるのかしら…。見てみましょう!

愛犬がマンゴーを食べると得られる5つの効果

マンゴーには、豊富な栄養素が多く含まれています。

成分名 成分量(100gあたり)
水分 82g
ビタミンC 20mg
βカロテン 610μg
カリウム 170mg
ビタミンB1 0.04mg
ビタミンB6 0.13mg
食物繊維 1.3g
カルシウム 15mg
リン 12mg

参考・参照:食品成分データベース(文部科学省)

水分補給

マンゴーには、水分が82%も含まれています。喉が渇いたときにマンゴーで水分補給ができるのです。

愛犬に与えることで水分補給としても効果があります。

皮膚や毛並みを整える

ビタミンCは、皮膚や毛並みを整えてくれます。美容効果が期待できそうですね。

免疫力を高める働きもあるので病気になりにくくしてくれます。

目の乾燥を防いでくれる

βカロテンには、抗酸化作用や免疫力を高めてくれる成分が含まれており、体内でビタミンAに変換します。

粘膜に働きかけてくれたり、細菌に負けない体つくりを手助けしてくれます。

また、ビタミンAは、視力を維持する栄養素です。そのため、目の乾燥などを防いでくれます。

夏バテ対策

カリウムには、体内に含まれている不要な塩分(ナトリウム)を排出する働きがあります。

利尿効果や血圧を下げるなどの効果もあります。夏バテ対策もできるフルーツです。

便秘予防

 

マンゴーには、食物繊維が含まれています。食物繊維は、腸の動きを活発にし、便秘を予防する効果が期待できます。

便秘気味の愛犬には、とても効果的ですね。便秘気味の犬には、便秘の改善が期待できます。

これまで栄養素や効果についてご紹介してきましたが、愛犬にとっても必要な栄養素がいっぱいあり、うれしい効果もありました。水分が多く含まれているので散歩した後やドッグランに遊びに行った後に与えるといいですよね。

今では、犬用のマンゴー味のおやつなども販売されています。続いては、マンゴー味のおやつをご紹介していきます。

犬用のマンゴー味おやつ

マンゴー味の犬用おやつがあるようなのです。マンゴー味のおやつなら愛犬に与える時も安心してあげることができますよね。

まずは、犬用のドライフルーツです。わたしたちが食べるドライフルーツは砂糖などが多く含まれていますが、犬用のドライフルーツには、添加物など含まれていません。

手作りというところが安心できますよね。ちょっとしたおやつにいかがでしょうか。

 

こちらもドライマンゴーです。チップス状になっているのでおやつに丁度よさそうです。愛犬の喜ぶ顔が想像できますよね。

まとめ

愛犬にマンゴーを食べさせてあげることは大丈夫です。しかし、与える際には、いくつかの注意点がありました。

与え過ぎに注意することや種や皮を除いてあげることに気をつけましょう。初めて食べさせてあげる際には、少量ずつ与えて様子を見ましょう。

また、アレルギー症状が出た場合は、すぐに動物病院へ連れていきましょう。

マンゴーには、豊富な栄養がいっぱい詰まっているフルーツです。愛犬に食べさせてあげることで健康効果が期待できます。

マンゴーを食べて、愛犬と今年の夏を乗り越えていきましょうね。

最後までお読みいただきありがとうございました。