あの有名なキャラクター「スヌーピー」のモデルになったとされているビーグル。
丸い目とたれ耳がチャームポイントで愛され上手なアイドル犬です。
また、ビーグルは、大食いで食べることが大好きな犬種です。
よく食べるビーグルは、どのくらい食べて、大きくなるのか気になりますよね。
そんなペットや猟犬としても人気のあるビーグルの成長や性格、
飼う際に気を付けたいことを紹介していきたいと思います。
ビーグルの平均サイズは?どのくらいまで大きくなるの?
スヌーピーのモデルでもあるビーグルは、中型犬に分類されます。
アメリカでは、15インチ(40cm以下)と13インチ(33cm以上)の2つのサイズの大きさに分けられていますが、日本とイギリスではサイズ分けされていません。
成犬になったビーグルの体高は約33~38cmで
平均的な体重は、約8~12kgです。
コンパクトな体格なのに骨格がしっかりとしていて肉付きもいいです。
ビーグルを抱きかかえるとかなりずっしりときそうですね。
続いてビーグルの成長過程を見ていきましょう。
ビーグルの成長過程
犬も人間のようにライフステージがあります。
犬の成長過程は、大きく分けて3つにグループ分けることができます。
・幼犬期 生後~1歳まで
・成犬期 1歳~7歳まで
・老犬期 8歳以上
よちよち歩きの幼犬期
幼犬期は、生まれてから1歳までのことをいいます。
生まれてから50日くらいまでは、母乳を飲んで過ごします。子犬は、とても小さくてかわいいですよね。一生懸命に母乳を飲んでいる姿を見ると応援したくなります。目が開いてよちよち歩きの時期もこの幼少期に分類されます。
子犬から成犬に成長するまで約1年程かかると言われており、生後6月くらいまでの間に体重が5~7kgまで成長します。ビーグルの個体差もそれぞれで異なりますが、10カ月もたたないうちに10kgまで成長する場合もあります。
また、幼犬期のビーグルは、よく食べ、好奇心旺盛な性格です。猟犬であった名残もあり、地面の臭いを嗅ぎまわったり落ちているものを食べたりすることがあります。
そのため、拾い食いをさせないようにする必要があります。
走りまわるよ成犬期
成犬期は、1歳~7歳くらいまでと言われています。
1歳になるくらいのときの体重が、成犬の体重の目安と言われています。
成長期には、しっかりとした骨格に発育し、長時間の運動も耐えられるようになります。
体重は、約8~12kgまで成長し、体の大きさも約33cmから40cm程になる場合もあるそうです。
ゆっくり歩くよ老犬期
最後に老犬期です。老犬期は、8歳頃からと言われています。
この頃から食事や運動することも減っていき、穏やかな一日を過ごすようになります。
また、加齢に伴い活動もゆっくりとなっていきます。老犬期から成長することは、ほとんどないでしょう。
ビーグルの性格
・協調性がある ・平和主義者
・天真爛漫
・寂しがりの甘えん坊
ビーグル性格は、フレンドリーで人懐っこい性格です。こどもとも仲良くできます。
ビーグルは、嗅覚が優れ猟犬としても活躍していましたが、狩りをする際に集団で行動し、鳴き声で互いに知らせ合い協力して獲物を捕らえるという方法で狩りをおこなっていたため、他犬にはとてもフレンドリーです。
じっとしていることが苦手なので動きまわることもありますが、賢く協調性があり、平和を好みます。
また、天真爛漫で大の遊び好きでもあります。運動も好きなので散歩など外で遊ぶことや他の犬とも交流がもてるようなドッグランなどの施設へ連れていくと喜ぶでしょう。
また、寂しがり屋で甘えん坊です。一人でお留守番するときは、とても寂しがります。甘えん坊でもあるので人間とくっつくことが好きです。帰ってきたときには、思いっきり抱きしめてあげてくださいね。
ビーグルを飼うときに気を付けたいこと
ビーグルは、病気にあまりかからないくらいにタフでスタミナがありますが、食べることが大好きなのでドックフードなどの量を調節せずに出してしまうと食事を多くとりすぎてしまい、肥満になりやすい傾向があります。
食事以外でもおやつを多く与え過ぎてしまうと、ビーグルの体重増加につながり病気を起こすこともあります。
そのため、太らないように飼い主さんで食事量を管理する必要があります。
太りやすいこともあり、軟骨が弱いという特徴があります。肥満が原因で発症する椎間板ヘルニアになりやすいため、体重管理や食事量にも気を付けましょう。また、毎日運動させることも大切です。
そのほかに、目の病気やたれ耳のため起こる外耳炎になりやすいと言われていますが、健康診断や耳の掃除をすることで予防できます。
私もついつい食べ過ぎちゃう…
食べ過ぎには気をつけよう!
まとめ
今回はビーグルの成長や性格などについてご紹介させていただきました。
ビーグルは、人懐っこく優しい性格と賢い犬種です。比較的しつけしやすく、健康でタフでもありますが、食べることが大好きなので餌の与え過ぎに注意し、太りすぎないように食事量の管理をすることが大切です。
成長期には、たっぷり栄養を取り適度な運動を心掛けましょう。また、ビーグルは元気がよく活発なので散歩しに出かけるときは、運動靴でいくことをおすすめします。
この記事からビーグルのかわいさを知っていただいたり、飼育などについて参考にしていただければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。