現在ワンちゃんを飼っている方、これから飼おうと思っている方、車をどのように選べば良いのかと悩んだ経験があるかと思います。愛犬とドライブする際の心配事が多すぎて、諦めてしまうなんて事もあったのではないでしょうか?
そんな飼い主さんの悩みを解決できる車があったら素晴らしいと思いませんか?そこで今回は、わたしのおすすめ車種ホンダ・フィット(Honda FIT)をご紹介します。
この車には、ワンちゃんと飼い主さんに優しいポイントがたくさんあります。普段使いはもちろんの事、どんな大きさのワンちゃんとでも、広々と快適に乗ることができます。
ワンちゃんと飼い主さん両方の目線で話していきたいと思います!では早速ご覧ください。
そこで!ホンダ・フィットの紹介
飼い主さんからしたら、「まず車に犬を載せて大丈夫なの?」「乗せるとしてもキャリーとかに入れないと危なくない?」「狭いから可哀想だし、車酔いとか大丈夫かな」など疑問に思うでしょう。
そんな悩みを吹っ飛ばす車があれば嬉しいですよね。
あります!飼い主やワンちゃんに優しく、広く快適な室内空間やアイデア満載のユーティリティー(便利で役に立つもの)が『ホンダ・フィット』には詰まっています。
引用:Honda dog
『フィット ハイブリッド Fパッケージ』
- カラー:プレミアムホワイトパール
- 価格:1,796,000円(HondaHP 参考価格)
7種類のカラーや、4WDを選択することができます。
※4WD:通常の車は2つのタイヤを動かし走行します。4WDはタイヤ4つに動力を伝えます。山道などでパワーを発揮します。
座席が自在に動く!?3つのモード
座席が自在に動くってどういうことなんだろ?
仕方ない、教えてあげよう!
ありがとう笑
トールモード
3人乗車(後部座面片方はね上げ)
引用:Honda dog
後部座席の広い方をあげて、床にワンコが座っています。足元が広がり、高さが役128cmのスペースができました。大型犬でも充分リラックスしてリラックスできます。
座面の片方が収納できるのが驚きですね。これならキャリーのスペースとして使え、右側にはもちろん飼い主さんも座れます。大型犬でも座っていられる広さですから、ちょっとしたお出かけには、座面を上げるだけでいいのは便利ですね。※走行中、ワンちゃんとキャリーは必ず固定してください。
ワンちゃんを、病院やお出かけの時に運ぶバックなどのものです。
硬いものから柔らかいものまで幅広くあり、キャリーバッグを使うことにより、行動の幅が広がります。
2人乗車(後部座面はね上げ)
引用:Honda dog
後部座席の両方を上げる方法です。小型犬なら、余裕で寝そべることができます。
しかし、フラットではないため凸凹に詰め物などをすると良いでしょう。
片方よりワンちゃんのスペースを作ることができますね。空いたスペースにキャリーなどを置き、片方にワンちゃんのスペースと工夫もできます。また、複数犬を飼っていらっしゃる方にも良いモードです。簡単な操作で、小型犬なら寝そべってくつろぐことが出来ます。また大型犬2匹でもおすわりの状態で座ることも可能です。※走行中、ワンちゃんとキャリーは必ず固定してください。
ユーティリティーモード
後部座席の広い方(左側)を収納したシートアレンジ
引用:Honda dog
後部座席の6:4分割のシートの広い方(画像ではワンちゃんが座っている側)を折りたたむと、奥行きが約151cmのスペースが生まれます。大型なワンちゃんでも寝そべってくつろぐ事ができます。
画像のように広い方の後部座席を収納すると、大型犬用のハードタイプキャリーが余裕で収まります。大型キャリーを前向きに置く事で、飼い主さんと目が合わせられ、ワンちゃんも安心ですね。また、多めの買い物をした時には便利ですね。収納はいくらでも作ることができ、ちょっとした家具も入れられます。
こんな大きなワンちゃんでもくつろいでるね〜
大型の車じゃなけど、中がすごく広いね!
後部座席の狭い方(右側)を収納したシートアレンジ
引用:Honda dog
後部座席の6:4分割のシートの狭い方(小型犬が座っている所)を折りたたむと、小型犬が充分にくつろげるスペースになります。左側のシートには、飼い主さんが座ったり、荷物を一緒に置く事ができます。
小型犬のハードタイプキャリーが縦に入り、飼い主さんと目が合い、安心します。小型犬や大型犬を飼っていらっしゃる方は、ワンちゃんのサイズに合わせたレイアウトが可能です。
また、後部座席を全て倒す事も出来たり、座席を倒さずに後ろのスペースを広く使う事も出来るので、ワンちゃんに合わせたレイアウトが可能です。ワンちゃんのための工夫がたくさんありますね。
リフレッシュモード
引用:Honda dog
ワンちゃんと一緒にくつろげる大きな空間のリフレッシュスペースとして、利用する事もできます!
HondaのFITならではの多彩なシートアレンジは、荷物を積むためにあるのではありません。前席のヘッドレストを外して、後ろに倒せば、あっという間にくつろぎ空間に変身します。また、後部座席はリクライニング機能がついているので、ゆったり座る事ができます。
バーベキューなどのレジャースポットで、写真のようにリクライニングモードにし、リラックスしましょう。
こんなところがワンちゃんに向いている!
Honda FITが、ワンちゃんと飼い主に優しい理由は、機能性や室内空間の広さだけではありません。
他にもあるこの車の魅力を探って行きましょう。
カーナビ(ワンちゃんのための機能)
Honda FIT ハイブリッドのカーナビには、Honda Dogのお出かけ情報が登録されています。(Honda インターナビ+リンクアップフリー+ETC車載器)がタイプ別に用意されています。
「Honda Dog おでかけ情報」から、行きたい場所を選び、案内開始を押すだけで大丈夫です。わざわざ紙で印刷することやスマホで調べる必要がなく、この情報ならではの行き先が満載です。
引用:Honda dog
これは嬉しい機能です。ドッグランやペット病院も数多く掲載されているみたいなので、調べる手間が省けます。
行ききれないくらいあるよ!
わんこ旅だね笑
後ろのドアがすごい!
Honda FIT ハイブリッドの後部座席ドアを開けて、わんこの乗り降りを検証しました。
地上からフロアまで約38cmと登りやすいです。
小型犬ですと少し難しいかもしれませんが、この高さなら、中型犬なら簡単に乗り降りできます。
引用:Honda dog
これは私たちにも助かります。急いで乗り込む時、足をぶつけたり、転んだりする危険が軽減されます。
テールゲート
テールゲートとは、ミニバンやステーションワゴン、バンなどの、後部荷室を開ける扉のことです。
テールゲートを開けて、ワンちゃんとのサイズを比較してみました。
重い荷物を持ち上げなくても積み込めるように配慮された大きく低い開口部は地上から約60cm。
大型犬なら前脚が届きそうですが、中型犬・小型犬の場合は抱っこして乗せてあげると良いでしょう。
引用:Honda dog
重い荷物を入れるのに役立ちます。「ヨイショ」と腕をあげる辛い動作が少なくなりますし、トランクから車内へ作業を行う時に広いので作業がストレス無く行えます。
まさにワンちゃんのために作った車?笑
それくらい特徴があるね!
ニオイや暑さは大丈夫なの?
車に乗るときに感じる、ニオイや暑さへの対策はどうすれば良いのでしょうか。また、車酔いは人間もするのですから、ワンちゃんも心配になりますよね。FIT・ハイブリッドではどうなってるのか、調べて行きましょう。
高熱線吸収/UVカット機能付きガラス
FIT・ハイブリッドでは、高熱線吸収/UVカット機能付きガラスをフロントコーナーとフロントドアに採用しています。さらに、リアドアとテールゲートには、高熱線吸収/UVカット機能付きプライバシーガラスが使われていますので、紫外線や熱線を大幅に吸収して、肌や室内の日焼けを防ぐと共に、室内の温度上昇を抑えてくれます。
引用:Honda dog
この機能は、暑さに弱いワンちゃんの対策にぴったりです!
とはいえ、夏はもちろん、春や秋でも車内は大変暑くなりますので、ワンコを残して社外に出るのはやめましょう。
気になる!車内のニオイを脱臭してくれる
FIT・ハイブリッドのエアークリーンフィルターには、排ガス臭や花粉などの除去性能に優れたアレルフリー高性能脱臭フィルターを標準装備しています。ワンちゃんの気になるニオイも和らげ、タバコや体臭も素早く吸収してくれるので、快適です。
また、外気を取り込む際、花粉などのアレルゲンをほとんどシャットアウトします。アレルギー性疾患などの心配も減ります。このフィルターは5分以内で、車内のアレルゲンを半分にし、15分でほぼ捕獲してくれる優れものです。
引用:Honda dog
花粉は一年中飛んでいますから、この機能は助かりますね。また、街中での排ガス臭も吸い取ってくれるので、車内が臭い時、素早く吸い取ってくれるでしょう。
花粉がひどい季節には嬉しい!
花粉症なんだね・・・
車酔いはどうすれば良いの?
車酔いや・乗り物酔いをするワンちゃんの解決策はあるのでしょうか。3つのコツがあります。
症状が出たら、車を停め空気を入れ替える
車酔いや乗り物酔いの症状として、「パンディング(呼吸が速くなること)、よだれが出ること、おくびが出る」などがあります。
これらの症状が出た場合は、一旦車を停車し、空気を入れ替えたり、外に出てリフレッシュをすることが大切です。
初めて愛犬が車に乗る際や、乗り物に酔いやすい子は、注意してこまめにケアしてあげましょう。
狭目のキャリーバッグに入れてあげる
少し可哀想かもしれませんが、そうする事で動きが制限されてカラダが揺れにくくなり、ワンちゃんへの負担が減ります。
飼い主さんの膝の上に乗せる方もいるかもしれませんが、実は思っている以上に揺れが大きいのです。また、フリーな状態にするのもあまりよくありません。ワンちゃんは、揺れるたびに足場を固定しようとするので、カラダが安定しません。
キャリーに入れてないと、事故にも繋がるので注意しましょう。
食後や空腹時は避ける
食後や、過度な空腹状態では自律神経が過敏になり、車酔いしやすくなります。車酔いしやすいワンちゃんは、朝ごはんを食べて、昼に出かけるくらいがちょうど良い間隔でしょう。
とはいえ、その子にあった食間を選んでドライブに出かけましょう。
デメリット・メリット(口コミ)
ワンちゃんへの優しい点を紹介してきましたが、乗り心地などはどうなのでしょうか?運転するのは私たち人間ですから、やはり気になることです。各サイトでホンダ・フィットの口コミをまとめてみたので、参考にしてください。
メリット
- 乗り心地や静寂性がいい
- 車の動きがしなやかで、小回りがきく
- ハイブリッド機能により、長距離ドライブが役立つ
- 事故を防止する先進防止機能が付いている
- このクラスの大きさの中では、圧倒的な室内空間
モデルを変えるごとに、変化しているホンダ・フィットはどんどん進化していますね。ドライバーを第一に考えた設計や工夫が多くあることが見て取れます。やはり、室内の広さが際立っていますね。
デメリット
- ツボにはまった時のDCTハイブリッドの驚異的な切れ味がない
- 退屈なドライブフィール
- LEDライトの点灯範囲が短く、夜間の運転が不安
- 気持ち車体が大きい気がする
※DCTハイブリッド:ホンダが開発した、ガソリンエンジンと電気モーターを同時に稼働させるシステムで、快活な動的性能と燃費性能を両立したものです。
毎日利用している中で、細かい違和感に気づいた口コミです。LEDの範囲は、夜に運転をする事も少なからずあるので心配ですね。
まとめ
- 座席がいろいろなモードに工夫出来る→ワンちゃんに合わせたレイアウトや、荷物がたくさん入る。
- 小型犬・中型犬・大型犬を問わない広さ→多頭飼でも安心!
- 人間やワンちゃんどちらにも気を使ったユーティリティ→ワンちゃんに特化したナビや窓で快適にドライブできる。
今回は『ホンダ・フィット(Honda FIT) ハイブリッド』を紹介しました。一番ビックリしたことが、座席の幅広い応用感です。どんなワンちゃんでもフィットするところが、車名通りですね笑。
また私たちにも適した工夫が多く、荷物が積みやすく、車載量の割に車がコンパクトで街中でも重宝します。長距離にも適しており、海や山どこでも行けちゃいます。
短距離、長距離両方どちらでも力を発揮してくれるので、快適にドライブできますね。
是非、ワンちゃんを飼っていて、車に悩んでいる方は乗ってみてください。試乗など出来るので、近くのHondaに問い合わせてみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました。