犬の散歩でのマナーはきちんと守れていますか。
特に初心者の方や子犬の散歩は苦戦しますよね。
頭では分かっているのだけどしつけで手いっぱい。
ベテラン飼い主でも意外と知らないマナー。
現代ではマナーや配慮への意識が特に高いと言えるでしょう。
当記事ではすべての愛犬家さんに向けてお散歩のイロハを徹底解説いたします。
知らないでいると他人に迷惑をかけてしまったり、肩身の狭い思いをするかもしれません。
毎日の習慣だからこそ、きちんとしたマナーを身につけ楽しく愛犬とお散歩しましょう。
きちんとマナーを身につけよう!
【犬の散歩マナー】守るべきマナー6選
犬の散歩のマナーを6つ解説します。
①持ち物の準備
②排泄物処理を怠らない
③他の犬や人との関わりに気を付ける
④リードを必ず着用する
⑤安全なコースを選ぶ
⑥基本的なしつけをする
6つのマナーを守ればいいんだね。
①持ち物の準備
基本的なお散歩アイテムは以下です。
- リード
- 首輪・ハーネス
- うんち袋
- 水
- トイレシーツ
- ティッシュかウェットティッシュ
- 迷子札
- ライト(夜間用)
リード
ノーリードはマナー違反です。
どんなに大人しいわんちゃんでもリードは必須。
リードを付けることでわんちゃんの安全を守りトラブルを防ぐことにつながります。
丈夫でわんちゃんの体に合ったものを選んであげましょう。
わんちゃんに合った長さのリードを用意しましょう。
首輪・ハーネス
リードを装着するためにも首輪かハーネスを用意しましょう。
わんちゃんに合っているものであればどちらでも良いです。
引っ張り癖がある子や気管の弱い小型犬はハーネスがオススメ。
うんち袋
お散歩中にうんちをしたら必ず持ち帰りましょう。
うんちを持ち帰る用の袋を用意するのがマナーです。
消臭効果のある袋などもあります。
使い勝手の良いものを選ぶと良いでしょう。
お水
お水はわんちゃんの飲み水用とおしっこを流す用に使います。
特に夏場のお散歩は熱中症の危険もあり、飲み水を持参するのがオススメ。
またマーキングのおしっこを流したり、その他歩道を汚してしまったらお水をかけて綺麗にするのがマナーです。
お水を持ち運びやすい給水器を選んでみましょう。
お散歩にオススメの給水器はこちらです。
商品名 お散歩ハンディシャワーS
価格 715円(送料無料)
メーカー名 リッチェル
概要
- お散歩などの持ち運びに便利な形状
- お水を飲ませやすい受け皿付き
- 排泄物を流すためのシャワーヘッド付き
メリット
- S・Mとサイズ展開があり、愛犬に合わせて選べる
- コンパクトで使いやすい
- 使用者のリピート率が高い
デメリット
- 受け皿部分が壊れやすい
- 愛犬が受け皿からお水をなかなか飲んでくれない
参照:楽天市場
2021年6月12日現在
参考にして頂けると幸いです!!
トイレシーツ
シーツはあると便利なアイテムです。
おしっこや流した水を吸い取る場合やお腹を壊している場合はシートで処理すると良いでしょう。
また外でもシーツの上で排泄ができる子だと道路を汚さずに済みますね。
もしものためにも2、3枚持参しておくと安心です。
ティッシュ・ウェットティッシュ
シーツ同様に持っていくと安心なアイテムです。
袋だけで処理できなさそうなうんちの時や、予期せず汚してしまった時の掃除に使います。
わんちゃんの体調が悪く、お散歩中に吐いてしまうこともあるでしょう。
あらゆる可能性を考えて念のために持参することをオススメします。
迷子札
もしも愛犬が脱走してしまったときのためにも首輪などにつけておくと良いです。
迷子札には飼い主の連絡先などの情報を記載します。
万が一脱走して保護された際にも安心ですよね。
脱走はあってはならないものですが、もしものことを考えて迷子札を用意しておくと良いでしょう。
オーダーメイドのものとかいいな~~!
ライト(夜間用)
夜間にお散歩に行く際には安全や防犯のためにライトを持っていきましょう。
わんちゃんに取り付ける小型のライトだけでも効果的です。
または反射材のついたウェアを着せるのもオススメ。
飼い主さんとわんちゃんの安全を守るためにも1つあると良いですね。
②排泄物処理を怠らない
排泄物を片付けることは基本中の基本と言えます。
特に置き糞はマナー違反であると同時に他のわんちゃんにも悪影響があります。
もしも何かしらの菌を持ったわんちゃんのうんちに近寄ることで感染症のリスクもあるのです。
またマーキングする子であれば対策した方が良いでしょう。
マナーパンツを着用させたり、電柱などにマーキングスポットに近づけないようにするなど。
特に他人の家や植木などにはマーキングさせないように注意が必要です。
それでも排泄してしまったら水を流したり消臭剤をかけて処理しましょう。
一部の飼い主がマナー違反することで、皆が不愉快な思いをするよ…
③他の犬や人との関わりに気を付ける
他のわんちゃんや人との関わり方には注意する必要があります。
愛犬が他のわんちゃんに近づきたがるからといって、相手の許可なしに近づけてはいけません。
わんちゃんによっては他の犬が苦手な子もいます。
もしくは体の不自由なわんちゃんで驚かせたり怖い思いをさせてしまうかもしれません。
さらに他の通行人の迷惑になっていないかもよく考えましょう。
道の端を歩くようにしたり、狭い道ではわんちゃんを止まらせるか抱き上げるなどの配慮が大切です。
④リードを必ず着用する
ノーリードが許される場所(ドッグランなど)以外は着用するのが基本です。
脱走の危険がないわんちゃんなどいません。
大人しいわんちゃんだから大丈夫。
狭い公園だしリードを外そう。
といった考え方は愛犬家失格なのです。
わんちゃんと安全にお散歩する上でリードの着用は義務と言えます。
広々と遊ばせたい場合はドッグランで楽しむようにしましょう。
絶対にリードを付けましょう。
⑤安全なコースを選ぶ
迷惑をかけずに安全にわんちゃんとお散歩を楽しむためにもコース選びは大切です。
以下のようなコースが良いでしょう。
- 交通量が少ない
- 道幅が広い
- 足への負担の少ない平坦な道
興奮しやすい性格の子や子犬のお散歩は周りへの配慮が必要です。
また老犬であれば負担にならないコースを選んであげることも大切。
このようにわんちゃんの性格や年齢を考慮し、なおかつ周辺環境への配慮を忘れずにコースを選ぶようにしましょう。
道幅が狭く、交通量が多いコースは避けた方がいいね。
⑥基本的なしつけをする
お散歩に行く上で最低限のしつけは大切です。
特に他の人や犬に飛びついたり吠える場合はしつけておく必要があります。
人懐っこい性格だったり好奇心旺盛な子は飛びついたり吠えることが多いです
人前であってもダメな行いをした時には叱らなけれななりません。
そのためにも人の少ないコースから始めると良いですね。
また良くない行いをする原因を考え、排除してあげることも大切です。
わんちゃんと快適にお散歩するためのしつけは怠らないようにしましょう。
【犬の散歩マナー】悪い行動4選
犬の散歩でマナーが悪いなと感じたことはありませんか。
ここでは、マナー違反の行動を4つご紹介します。
①リードが長すぎる
②迷惑をかけても謝らない
③愛犬から目を離す
④外でブラッシングをする
①リードが長すぎる
ロングリードや伸縮式のリードを長く持つことは普段のお散歩ではオススメできません。
交通の妨げになるだけでなく、わんちゃんが苦手な人への配慮がないと言えます。
それだけでなく飼い主から遠ざけるほど制御が難しいでしょう。
離れたところで危険物を口にしてしまうかもしれません。
普段のお散歩ではリードは短く持ち、なるべく近くを歩かせるようにしましょう。
②迷惑をかけても謝らない
注意していても他のわんちゃんや人に迷惑をかけてしまうこともあるでしょう。
そんな時にきちんとお詫びしていますか。
特に自分のわんちゃんには叱るけど、きちんと謝らない飼い主もいます
時には叱りもせず、謝罪もしない人も。
迷惑をかけたなと思ったらまずは謝りましょう。
悪いなと思ったら一言謝りましょう!
③愛犬から目を離す
店先などにリードをつないで用事を足しに行く飼い主もいますよね。
その間、置き去りにされたわんちゃんの多くは激しく吠えるでしょう。
近所迷惑になると同時にわんちゃんを危険にさらすことにもなります。
不安と恐怖で暴れた拍子にリードが緩み脱走するかもしれません。
またはわんちゃんの連れ去り事件も考えられます。
外出する時はわんちゃんから目を離さず、そばに置くようにしましょう。
④外でブラッシングをする
抜け毛が多く自宅が汚れるという理由で、外でブラッシングするのはマナー違反です。
毛が風で舞い上がり周辺を汚したり、人様のお家に毛が入り込む可能性があります。
さらに周りに動物アレルギーの方がいたらどうでしょうか。
犬のブラッシングはどうみても不快な行動です。
基本的は自宅で行いましょう。
自宅で行いましょう!
大切な愛犬のためにもマナーを守りましょう!
【犬の散歩マナー】散歩のポイント4選
犬の散歩のマナーを身につけたらさっそくお散歩に行ってみましょう。
最後にマナー以外のポイントを4つ解説します。
①しつけを身につける
②拾い食いに気を付ける
③時間帯を考える
④愛犬に触ろうとしてくる人に注意
①しつけを身につける
お散歩でできると良いしつけは以下です。
- 「オスワリ」「マテ」
興奮したときに落ち着かせるのに役立ちます。
- 「リーダーウォーク」
リーダーウォークとは飼い主の横について歩かせ、散歩の主導権を飼い主が持つことを指します。
あちこち自由に歩かせないことでわんちゃんの安全と他者への配慮が守れるでしょう。
コツコツ練習してみましょう。
②拾い食いに気を付ける
道路にはゴミやタバコの吸い殻など、わんちゃんが口にすると危険なものが落ちています。
ガラスの破片などにも注意が必要です。
周辺に危険なものがないかよく確認しながら歩きましょう。
この前は電池が落ちていてヒヤッとしたよ。
③時間帯を考える
季節によって散歩に行く時間帯を考えましょう。
わんちゃんにとって最適な時間帯でのお散歩が理想です。
暑い夏は日中を避ける、寒い冬は日中に行くなど愛犬への配慮もお忘れずに。
どの季節でもお散歩タイムにオススメ。
④愛犬に触ろうとしてくる人に注意
愛犬が他の人に可愛がられると嬉しいものです。
しかしわんちゃんは知らない人にいきなり触られると驚いて噛みつく可能性があります。
特に子供には注意を払いましょう。
断りにくかったら、人とすれ違う時は抱っこしてあげるといいかも!
もしもケガをさせてしまったら…
- 24時間以内に事故を届け出る
被害者の方にも協力してもらう必要があります。
でもすぐに殺処分になってしまうわけじゃないんだよ。
隠さずにきちんとした手続きを行いましょう。
- 48時間以内に動物病院に連れていく
狂犬病の検査が必要となるためです。
その他人に感染する病気を患っていないか検査する必要があります。
【犬の散歩マナー】関連記事
当記事では犬の散歩のマナーについて解説してきました。
お散歩がわんちゃんにとって大事な理由をご存知ですか。
お散歩に行かないとどうなるのかについて書かれた記事も合わせてご覧ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
犬の散歩マナーをまとめます。
- 持ち物の準備
- 排泄物処理を怠らない
- 他の犬や人との関わりに気を付ける
- リードを必ず着用する
- 安全なコースを選ぶ
- 基本的なしつけをする
犬との散歩では安全と周囲への配慮を常に意識しなくてはなりません。
そのためにもマナーを守ることが重要なのです。
犬を飼っている人もそうでない人も気持ちよく散歩できるようにマナーを守りましょう。
筆者も愛犬家の1人として散歩のマナーにはより気を配りたいと思います。
マナーを守って愛犬との散歩を楽しい時間にしましょう。
当記事が皆様の愛犬家ライフに役立つと幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。